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快適な治療環境には、「照度」がキモ

いしざわよしのりです。今日はマジメに医療従事者向けのお話です。
(他の日もマジメに書いておりますが...いわゆる本業ということで)

先日のテレビ放送 の影響だと思いますが、テレスコープSurgiTel(拡大鏡)だけではなく、

太陽光みたいな光を発するXenonサージェリーライトシステムへの

引き合いが増えてるように感じます。実際、今日もそんな案件がありました。


というわけで、本entryでは、どういった理由で、視線と同軸で照らす大光量ライトソースが評価されてるのか、もっと言うと・・・

「(テレスコープ=拡大鏡を使用した上で)同軸で大光量を出すライトソースを装備すべきか?」

について考えてみたいと思います。


ライトソースの導入をお考えの医療従事者の方は、ご参考までに。


まず、私の結論としては「Yes。」です。


なぜなら、
第一の理由として、照度を最も保つのに合理的であるからです。
第二の理由として、術者が直感的に、見たままに、見たいように
対象物を見ることができるからです。
(それから、今日は詳しくは書きませんが、第三の理由として、利用者の満足度がやたらと高いからなんです)

では、これから理由を説明させてください。


まずこれは大阪のA先生(もちろんSurgiTel&Xenonユーザです)から聞いたのですが、

「外科の基本は、術野を明示することである」と。


しかも、A先生は、いわゆる天井ぶらさがり型の4灯オペライトも設置しているのです。
術野の明示に関しては、すごいこだわりですよね。

どうしてここまでこだわっているかというと、
たいてい術野(特に口腔内)は、狭くて暗い「窖」「洞窟」みたいなものだからです。


しかも、ここ最近の治療技術がより「低侵襲に」という流れになっていて、それに伴って、求められる手技がより繊細になっているとも聞きます。


しかしまた、そこまで高い技術が求められるのに、治療環境というか治療対象が「狭くて暗いあなぐら」のままでは、よほどのストレスが溜まることかと。


導入した先生に聞くと、今まではこんなことがよくあったみたいです。

「ライト、もっと上、いやいや。もっと左、あぃや、もうちょい右、じゃなくて…」

いやしかし。別にアシスタントさんは悪くないですよ。


例えば、「あそこにほら!!」って指をさして、友達におんなじものを見て欲しいってコトありません?
でも実際友達は、まったく別のもを見てた…なんて経験ないですか?
口腔内という狭い範囲でも、そんなことはよくあるようです。


ということで、天井ぶらさがり型ではない、別な解決策が求められてきているという事ではないかと。


ここで、この話に関連するソースを二つ紹介します。

Wikipedia 「照度」


輝度と照度の違いとは

これらのソースにもありますが、
[照度の性質]とは、

●光の束が直射すればするほど、明るい。

●逆に斜めに入るほど、その明るさが落ちる。

そりゃ斜めに入って、光束の外縁の光しかもらってない対象物は、くっきりとは見えないですよね。


で、さらに、
[照度を上げる二つの方法]

●光源を近づける

●より強力な光源を使用する

とあります。

ま、「あたりまえでしょ?」という内容なんですけどね。

当たり前とはいえ、これを実現しようとすると、
どうしても、眉間あたりから光を出すシステムが求められるわけです。


こんな感じで。
DSC05666.JPG

ちなみに、この写真、最も効率よくあたってる光は、やっぱり眉間あたりから出ている光なんです。
天井ぶらさがり型は、どうしても大事なところが頭で影になるんですよね・・・。それに天井からの明かりは…やっぱり遠いです。照度が…。

ガバっと広い範囲を照らすなら申し分ないのですが・・・。これは致し方ないです。


ちなみに、こういうライトソースを装備すると、こんなことが起こります。


●眉間から光が出るから、光源にとっての最大の遮蔽物である「自分の頭」という問題をクリアできる

●なにより、至近距離から照らすことができる(照度UP)

●自分の視線(テレスコープ越し)と同軸であるため、光の束が、対象物にダイレクトに当たる(斜めからの光ではないため、こちらも照度UP)

となるわけです。


まとめると、
治療環境の変化

「照度=治療環境」の快適化
という要因により、評価されているのではないか

と、いしざわは考えるわけです。


「こんな装備をすると重くなるじゃないか」というご意見もありそうですね。
確かに。このシステムは光ファイバーのケーブルがぶらぶらしている状態なので、
その光ファイバーをきっちりマネージする必要があります。

例えばオペ着にきっちり固定するとか。
そうすれば、全く問題ないです。それ以上に、ぼんやりとしか見えないことがストレスになっている事に気づくはずです。

事実、導入した皆さん、ハマッてます。

こちらをお読みの先生方も、こんな視点で、治療環境のことを考えてみてはいかがでしょうか。


最後に。このentry、なにやら商品紹介みたいになってしまいましたが、私いしざわは、本気でこういうものが必要だと考えてます。何でかというと、「圧倒的によく見える!」「見たいものが見えるってこういうことなんだ!」「楽しい!」というユーザの声を聞くからです。

それでは最後の最後に、カリスマ・コンサルタント大前研一さんの言葉で締めくくります。

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人間が変わる方法は3つしかない。
・1つは時間配分を変える。
・2番目は住む場所を変える。
・3番目は付き合う人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。 by 大前研一
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確か『企業参謀』にこんなこと書いてましたっけ?…残念ながら全く自信ないです。
出典不明ですが、こんなこと書いてたことは確かです。

ちなみに、「住む場所」=環境と解釈してみました。

それでは。

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